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  • 執筆者の写真ヤス@BUNKAIWA

ホリデーシーズンは憂鬱?『理想的な』家族観に疲れてしまうホリデーシーズンを乗り切るためのヒント



日本もアメリカも12月になると、すっかり浮かれ気分の世の中。


お店に行けばどこもかしこもホリデーグッズや家族を意識したモデルたちの広告が目立ち、同僚や友人たちにも実家に帰省する人が多く見受けられるこの時期…否応でも『家族の団欒』を意識させられます。


しかしながら、このホリデーシーズンの醸し出す『幸せな家族観』を苦しいと感じている人は、実は少なくはありません。


そこで、ホリデーシーズンを憂鬱と感じている人に向けて、ホリデーシーズンを乗り切るためのヒントを提案してみたいと思います。


ホリデーを苦しいと感じる理由は様々

ホリデーシーズンちょっとしんどいな…と感じるのは、個人の置かれた状況や立場により理由が変わってくるでしょう。


例えば、親しい家族が近くにいない独り身の人にとっては、ホリデーシーズンは、楽しい時間を一緒に過ごす人の存在がいないことに対する孤独感の気持ちが。


親しい家族の誰かや大切なものを失ったばかりの人には、過去の楽しかったホリデーの思い出や記憶が蘇ってくる辛い時期になることも。


また、様々な理由から家族と疎遠になったり家族と過ごす時間が苦痛であったり、家族と一緒に過ごしていた過去の自分と決別した人、もしくは自分の理想とする家族が持てなかった人にとっては、世間が映し出す『家族団欒』像に苦しさを感じることもあるかもしれません。


「ホリデーなんだから楽しく過ごすべき」の呪縛に、苦しんでいる人は、世間には思ったよりも多いのです。


ホリデーシーズンをどう乗り切ればいいいの?

人の数だけ様々な人生があり、何十何千通りの人間関係があります。ホリデーシーズンがツラい…と感じている人が少しでも、自分らしく心穏やかに過ごすための提案をまとめてみました。


⒈ ホリデーシーズンの家族団欒が出来る家庭は少数派であると思うこと。


みんな和気藹々、美味しい食事を暖かそうな室内で囲みながら、家族全員揃って過ごす…。皆が思い描くであろうホリデーの家族像の条件全てを持つ家庭は、決してマジョリティではないということ。


様々な気持ちでこのホリデー期間を迎えている人は世の中にたくさんいる、ということを意識してみましょう。



⒉ 企業の販売戦略にホリデーがどう使われているのかを考えてみること。


ホリデーシーズンに登場する『理想的な家族の姿』をしたモデル広告…。


わたしたちがホリデー期間の過ごし方に何かしらのプレッシャーを感じる理由は、様々な企業のマーケティングにあると言っても過言では無いかもしれません。


嫌でも目に入る理想的な家族像や、音楽やコマーシャルに流れてくる楽しそうな情景など…。わたしたちはいつの間にか、「これも買わなきゃ」「あれをしなくちゃ」とホリデーの過ごし方には決まりがあるような錯覚をしてしまいます。そして、それが上手く出来ない自分を周囲と比較してはダメ出しをしてしまう。


しかしそのホリデー観って一体誰のもの?を考えた時に、多大な金額が注ぎ込まれた市場の販売戦略へと出どころを遡ることができるのかもしれません。



⒊ ホリデーシーズンのどこかに自分一人が楽しめる活動を取り入れて。


世間がなんと言おうとも、自分一人が自分のために出来るささやかなお祝いの気持ちというのは、誰の意見にも左右されるべきものではありません。


例えば、「毎年クリスマスのこの時期には、見たかったドラマシリーズや漫画を一気読みする機会を作ってみよう」とか、何か小さなギフトを一年頑張った自分に送ってみたり、お正月は「今年挑戦してみたい新たな事柄をリストアップする日」と定めてみても良いかもしれません。


自分流のホリデーの祝い方や、毎年ホリデーの期間にする儀式や決め事みたいなものを作ってみることで、それなりに楽しいホリデー期間を満喫することが出来るかもしれません。


また、ホリデー期間中、通常通りに働いたり家族の誰かに合わせて過ごさなくてはならない人は、別日にお休みをとって自分や大切な家族との自分達だけのスペシャルイベントの日を作ってみるのも楽しいでしょう。



おわりに

商戦合戦が一番加熱している時期なのもあり、『ホリデー』の存在を全く意識しないで普段のように過ごすことは正直難しいかもしれません。


ただ、そこに、他人との比較や周囲からの「こうするべき」というプレッシャーに押され、周りに合わせて過ごしたり、それが上手く出来ない自分を批判的に感じてしまったりする必要は全くありません。


一年の最後に当たるスペシャルな気分のホリデーの時期だからこそ、本当に自分にとって大切なことや大切にしていきたいことを他人の価値観やプレッシャーからではなく、自分自身の価値観を軸に、自身が見つめるための期間として設けてみてはいかがでしょうか?

今年のホリデー期間は、一味違う、自分らしいホリデーを過ごしてみませんか?


クロスカルチャーコンサルタント・BUNKAIWA

 

アメリカのホリデーシーズンは、実は家族の揉め事勃発期間としても有名なのです。そんなホリデー期間中の家族の揉め事やばい時を題材にした映画を集めてみました。むしろクリスマスの映画はほとんどそんな感じかも!


自分だけじゃない、そう思えるだけでも気分が軽くなるものです。皆さんも機会があったら是非みてみてくださいね。




とにかく面白い!スタンフォード大学に入学した自慢の娘が「会って欲しい」と紹介した彼が…というお話。お父さんにとっては悪夢のクリスマスがシリコンバレーのぶっ飛んだ金持ちテック実業家に巻き込まれながら展開していきます。ロックバンドKISS好きにもたまらないかも笑!!




クリスマス頑張りすぎちゃったパパ達が起こす痛いドラマの数々…非現実的なのだけど現実的な、すっごくおかしいコメディ映画。ウィル・フェレルとマーク・ウォルバーグの組み合わせだけでも十分面白いのに、このクリスマスバージョンでは、さらにアクの強いお父さん達が登場し笑いを誘います。




『家族って何?』をカミングアウトの視点から描いている、いままでありそうでなかったクリスマスホリデー映画。

途中ちょっと主人公が可哀想すぎて、見るのが正直辛かった部分もあり…。でも、大ヒットのカナダドラマ『シッツクリーク』のデイビットが出てるので、彼ファンには必見です。




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