
嵐のような2020年を遂に終え、新たな年がやって参りました!!今年の抱負に『読書』を選ばれた方へ!
今回の記事では、心を新たに心機一転な気分で今年を迎えたい方へ、わたしの個人的にとても好きな心理学系のおススメ書籍を10冊、一挙に紹介してみたいと思います。去年版と合わせ、ぜひ、皆さんの2021年の本選びの参考にご覧ください。
当ブログに去年最多出場!セルフ・コンパッションを知りたいあなたへ、知りたい全ての情報が詰まった本!
クリスティーン・ネフ著
このブログをご覧下さったことのある方ならお馴染みの『セルフ・コンパッション』。研究第一人者であるクリスティーン・ネフ博士によるセルフ・コンパッションの研究をわかりやすく説明した本を第一冊目に持ってきました!
他人には優しく出来るのに、自分にはついつい厳しくなってしまう人は多いですよね。ネフ博士は、そんな自分が自身に向けがちな心の傾向を変えていくことで、自分が自分らしく生きやすくなるためのヒントを提案しています。
自分一人でセルフコンパッションの実践ができる例題がたくさん載ったマインドフル・セルフ・コンパッション ワークブックも是非どうぞ。
英語版:
Self-Compassion
by Kristin Neff
自分をありのまま受け入れるってどういうこと?!遂に発売されることになった『ラディカル・アクセプタンス』の日本語版!!
タラ・ブラック著
セルフ・コンパッションにも通じる、自分をありのまま受け入れていく姿勢『ラジカルアクセプタンス』を提案するタラ・ブラック博士の本。マインドフルネスなどを取り入れた心理介入の科学的根拠を専門的に説明しながらも、自身の個人的な体験談を中心に書かれており、とても読みやすい本になっています。
今まで、日本語版が無かったのですが、遂に去年発売されました!!マインドフルネスやセルフ・コンパッションの考え方が好きな方、仏教心理学に興味がある方などにオススメです。
英語版:
Radical Acceptance
by Tara Brach
ストレスへの見方が少し変わるかも!?ストレスが担うポジティブな役割について様々検証したとても面白い本!
ケリー・マクゴニカル著
ストレス研究を専門とするマクゴニガル博士による、ストレスの利点に多角的な視点から迫った良書。
人は何を『ストレス』と呼ぶのか?そもそもストレスとは何なのか?自分の今まで思っていたストレスへのイメージが良い意味でガラっと崩れること間違いなしです。「ストレス溜まっている‥」が口癖の方に是非読んで欲しい本No. 1です。
英語版:
The Upside of Stress
by Kelly McGonigal
喧嘩両成敗はあり得ない!自分に有利な条件を勝ち取るための究極の交渉術がこの本に!
クリス・ヴォス&タール・ラズ著
まるでハリウッド映画みたい!様々な犯行動機を持つ犯人との緊迫した心理戦をいくつも戦ってきた元FBI人質交渉人が書いた交渉術をまとめた本!アメリカでも大ベストセラーでした。
人質を匿う犯人との交渉に、喧嘩両成敗はありえない。いかに犯人(相手)に自分に有利な条件を承諾させるのか、その心理戦略に脱帽すること間違いなし。アメリカ人とのビジネス交渉にももってこいの内容が豊富です。
英語版:
Never Split the Difference: Negotiating As If Your Life Depends On It
by Chris Voss
相手を変えることは出来ないけれど、自分の行動を変えることは出来る。カップルの関係でお悩みの人に読んでもらいたい良書!
ラス・ハリス著
アクセプタンス・コミットメント・セラピー(ACT)の理論を元に説明される、カップル関係の修復に焦点を当てた本。
LOVE (L=Letting go, O=Opening up, V=Valuing, E=Engaging)と、カップルが互いに持っておきたい信念をベースに、どうしたら両者が両者にとって最大の理解者になっていける土壌を築けるのか、人生を豊かにするための様々なヒントを提案しています。カップル二人で読み進め取り組むワークブックとしてもオススメです。
英語版:
ACT with Love
by Russ Harris
対人関係で悩んでいる人が、まず最初の一冊目に読んで欲しい本!
ヘンリー・クラウド&ジョン・タウンゼント著
自分と他者の間にある見えない境界線・バウンダリー。人にNOが言えない人と、そのような人を搾取する人。自分の心の許容範囲を知って、他者と適切な距離感を取ること、この訓練が出来ないまま大人になってしまうと、友達、職場、子育て、親子、夫婦関係など様々な場面で苦しみに遭遇します。社会に生きづらさを感じていたり、対人関係にストレスを抱えている人、夫婦や親子関係、毒親に悩んでいる人に是非読んでもらいたいです。
注:キリスト教の教えを交えながら内容が構成されているため、他宗教の方など敬遠される方もいるそうです。しかし境界線・バウンダリーに関する内容がとにかく素晴らしいので宗教問わず人間関係に悩む人全てに読んで欲しいです。
英語版:
Boundaries: When to say yes, how to say no, to take control of your life
by Dr. Henry Cloud & John Townsend
毒親の実態とは?!親との関係に苦しむアダルトチルドレンが読んでおきたい本!
スーザン・フォワード著
アダルトチルドレンの相談がとても多い日本では尚更、読むべき人が多いであろう本書。日本語タイトルだと、「一生苦しむ子供」とありますが、毒になる親(トキシックペアレンツ)から、開放される方法は存在します。この本では、どのような毒親が存在するのか、そして、そのような親から自分をどう開放していけば良いのか、傷を癒す過程がセラピストの視点から丁寧に説明されています。ただ事例が多いので、ちょっと読んでいるうちに、辛い気持ちが蘇ってくる人は、一旦読み進めるのを中断し、セラピーなどの心理介入サポートを活用するようにしてください。
Amazon US版:
Toxic Parents: Overcoming Their Hurtful Legacy and Reclaiming Your Life
by Susan Forward
何軒も病院を回っても原因のわからない身体の不調が続いている‥そんな悩みを抱える人に読んでほしい本!
アン・ワイザー・コーネル著
感情をあまり表に出すのが上手くない人や気持ちを抱え込んでしまう人が、原因不明の身体症状を抱えてしまう現象をよく見受けます。そこに着目したのがフォーカシング。痛みや不調を感じる部分が、実は自分に何かを教えようとしてくれているサインであるのかも‥。身体のサインが心(マインド)の何を教えてくれてるのか、マインドボディコネクションを促進し、身体全体で癒しを目指すこのテクニックの、基礎と実践が紹介されている良書です。
Amazon US版:
The Power of Focusing: A Practical Guide to Emotional Self-Healing
by Ann Weider Cornel
国によってこんなに考え方が違うのか!?改めて各国の違いについてを深く学ばせてくれる本!
エレン・メイヤー著
インターカルチュラル(文化間)ビジネスコンサルタントをする著者による、国別・カテゴリ別でその国の人の働き方や考え方、価値観の違いを多角的に広く学べる本。この本を読むと、日本が特に特殊な働き方をする国だということが手に取って分かるぐらい。日本的な働き方に大きなストレスを抱えている方に、それが当たり前ではないことを証明してくれる本、そのため、今、職場環境で悩んでいる人に特におすすめの本かもしれません。
Amazon US版:
The Culture Map
by Erin Meyer
2020年の辛かった気持ちをバネに2021年を迎えたい!
ブレネー・ブラウン著
2020年は、本当に色々なことがありました。パンデミックによる社会の変化に巻き込まれ、人間の愚かさや脆さが露見した年でもあったように感じます。今まで感じたことのないような不安や悩み、自信を疑う場面を経験した方もいたでしょう。それをどう受け入れ、強くなっていくのか。その過程が今年は待っているような気がします。このブログでもお馴染みのブレネーブラウン博士による、弱さをバネに変えるメッセージが込められたこの本をオススメの一つに選んでみました。
Amazon US版:
The Gift of Imperfection
Brené Brown
おわりに
気になる本はありましたか?
上記に挙げた10冊は、あまり心理学の専門知識がなくても比較的読みやすい、一般読者向けに書かれた専門書です。
皆さんの読書にバラエティを加えられたら幸いです。今年も様々なジャンルのブログ記事とともに、様々な本を紹介していきたいと思います。
皆さんも、おすすめの本があれば、是非教えてくださいね!
クロスカルチャーコンサルタント・BUNKAIWAのヤスでした。
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